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MTP Is a Framework for Tuning LLM Output

スライダー、グリッド座標、プリセットを使い、タスクを書き換えずに LLM の出力の形を整えます。

MTP (Mapping the Prompt) は、長い自然言語の振る舞い指示ではなく、グリッドやスライダーを使って LLM の出力を方向づけるためのフレームワークです。少ない指示でも、プロンプトに含まれる考えや概念を直感的に示し、LLM との認識を合わせやすくすることを目的としています。

その核は、9 つのノードからなる 3x3 の色配置です。色、位置、極性、強度の関係は、この配置を基準に定義されます。

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| Yellow | Red | Magenta |
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| Green | Transparent | White |
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| Cyan | Blue | Purple |
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MTP Skill は、この MTP フレームワークを /mtp コマンドから利用するための Agent Skill です。

従来のプロンプトでは、モデルの振る舞いを次のような自然言語の指示で調整することがよくあります。

専門家として振る舞ってください。
もっと簡潔にしてください。
ステップごとに考えてください。

MTP は、そのような振る舞いの指定を、色、位置、強度といった非言語的なパラメータへ移します。タスクそのものは変えず、出力の力強さ、流れ、深さ、構造、開放性、焦点などを調整します。

MTP Skill では、三つの入力形式を使えます。どの形式も、内部的には同じ形式である、軸、極性、強度へ解決されます。

モード形式使う場面
スライダーpower:100, flow:70, haze:50意味が読み取りやすい明示的な制御が必要な場合
グリッドJ:4, D:16, A:1座標による短い指定で制御したい場合
プリセットstrategist, synthesizer, maverick, concierge複数の座標をまとめた再利用可能なブレンドを使いたい場合
/mtp power:100 この記事を要約してください
/mtp flow:70 この概念を説明してください
/mtp strategist これらの選択肢を比較してください

スライダーとグリッドの UI イメージ

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ロードマップ上の MTP Interactive UI では、スライダーとグリッドを UI 上で操作できるようにする予定です。現時点では UI は未実装であり、MTP Skill は /mtp コマンドを通じて操作します。

以下の画像は、強度を制御するスライダーと、位置を制御するグリッドの UI イメージです。J:4D:16 のような座標が、どの色や位置に対応するかを視覚的に確認できます。スライダーとグリッドは、どちらも同じノードシステムを異なる角度から表現しています。

/mtp node によるMTP Slider Argumentsを説明する図。左はSide AとSide Bのノードスライダーを示し、Powerが70に設定されている。右はOpen、Power、Focus、Flow、Close、Surge、Collapse、Fadeなどの方向を、3Dチェビシェフ距離として示している。 Slider Argumentsは、ノード名と強度値を組み合わせ、MTP空間の中心からSide AまたはSide Bの方向へ移動する指定方法です。

/mtp column によるMTP Grid Argumentsを説明する図。左は3×3の色グリッドを19×19座標上に単純化して示し、J:4、D:10、P:10、J:16などの例を表示している。右は19×19全体のRGBA値の分布を示している。 Grid Argumentsは、19×19のMTP座標の平面上の一点を指定し、その位置をノード方向とRGBAの色値に対応させる指定方法です。

グリッド UI では、グリッド上に点を置くように位置を指定する操作を想定しています。


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